薬剤師が転職のために求人を探すときの準備事項


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薬剤師が転職をしようと考えたときには行動を起こす前にやっておくべき準備があります。求人を探し始めて転職しようかどうしようかと悩んでも問題はありません。ただ、それ以外のアクションをする前にやっておかないと後悔することがあるので注意しましょう。

転職を思い立ったらまずは何をしておく必要があるのでしょうか。

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転職の目的を明確にすること

薬剤師が転職するときにはまずは目的を明確にするのが重要です。何となくという漠然とした理由で転職することはあまりありませんが、目的がはっきりとしないまま退職して求人を探し始めてしまい、結局新しい職場も納得できないということもよくあります。

転職前にどんな問題を抱えているのか、転職後にはどうなりたいのかという二つの観点から分析をしてみましょう。今まで患者と親しく接することができ、同僚ともうまくやってきていたという点では満足だけれど、この年収では我慢できないという人もいるでしょう。

収入があるのはありがたいけれど忙しすぎてつらいという人もいるかもしれません。ちょっとしたミスで店長から嫌われてしまって居場所を失ったというケースもあるでしょう。このような問題点をまず明確にし、克服することを目的に転職するのはよくあるパターンです。

転職後にどうなりたいのかという点をはっきりさせると目的が明確になります。上記の例に従って考えると、年収が低かったから650万円以上にしたいというのが具体例として挙げられます。忙しすぎてつらいというときには、残業を毎日30分以内にしたい、土日出勤をなくしたいなどといったケースを考えられるでしょう。

居場所を失ったという場合には転職してきた薬剤師でも気軽に受け入れてくれる職場を探し出すのが目的になると考えられます。このようにして目的を明確にすれば必然的にどんな求人を選ぶべきかがわかり、転職後には納得して働けるようになるでしょう。

満たされるべき条件をリストアップすること

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目的を明確にするときに合わせて考える必要があるのが、満たされるべき条件は何かということです。その条件をリストアップしておくことによってどの求人を選ぶべきかがさらにはっきりとわかるようになります。ただ、気を付けたいのはうっかり見落としてしまった条件が致命的になる場合があるということです。

例えば、先の例のように年収が低いから650万円以上にしたいというのは明確な条件定義になります。しかし、それまでは患者と親しくすることも同僚とも良い関係を保つこともできてきました。転職をしてから殺伐とした雰囲気の現場で働くようになってしまっては後悔してしまいます。

やはり患者や同僚と良好な関係を保てるのも条件に入れなければならないでしょう。このような見直しは全面的に行うことが重要になります。忙しすぎてつらいという場合にも、残業や休日勤務の条件に加えて、年収はいくら以上あれば良いか、処方箋枚数がどのくらいまでなら許容できるかといった点も加味することが必要です。

この他にも通勤時間や福利厚生など、加味したい条件がないかを細かく考えましょう。少しでも気になることはリストに入れ込んでおいて、求人を選定するときに使うのが大切です。最初にきちんとリストを作っておくと失敗するリスクが下がるので忘れないようにしましょう。

在職中に転職先を探すこと

薬剤師が転職をするときには退職する前に転職先から内定をもらうことを検討しましょう。在職中にも求人を探すことができるのは知っていても、応募までできるとは知らなかったという人もいるかもしれません。ハローワークのイメージがあると失業中しか応募することができないと考えがちですが、一般的な求人誌や求人サイトでは自由に応募することができ、条件として在職中ではないことという記載はないのが普通です。

そのため、退職するのを焦らずに転職先を探して内定を手に入れてから退職を進めるのが合理的です。ただし、退職手続きを終えるまでに長い期間がかかってしまうこともあります。

少なくとも二週間必要になるのが普通なので、入職のタイミングに合わせて退職手続きを始めるのが大切です。

在職中に転職先を探すのは大変だという人もいるかもしれません。ただ、求人サイトは24時間いつでも利用することができるので時間の余力があったときに探すことはできます。応募以降については手間がかかるので難しい場合もありますが、薬剤師は需要が高い影響で面接日程もかなり融通してくれるところがほとんどです。

都合が合わない場合にスケジュールを再調整するのにも応じてくれることが多いので、迷惑をかけると思いつつも申し込んでしまって問題ありません。

入職のタイミングを決めておくこと

いつから次の転職先で働きたいかも希望を決めておくのが大切です。タイミングがいつが良いかが決まっていることで退職手続きを始めるタイミングを見極められるようになります。面接のときにも希望の日を伝えられるので、入職する意志がはっきりとしているというイメージを持ってもらえるようになるでしょう。

タイミングが決まっていないと転職に対する前向きな姿勢も維持しにくくなることがあります。長期化すると疲れてしまいがちなので、期日を決めてこの日までには入職すると決めておきましょう。

探し方の工夫をすること

薬剤師は求人の探し方についても転職を思い立ったときに決めておくのが肝心です。求人サイトで簡単に検索することができますが、転職エージェントを使って探すこともできます。

転職エージェントは求人を紹介してくれるのが特徴で、希望の条件を伝えると該当する求人を探してくれます。利用するのも無料で、薬剤師を専門としているエージェントもあることから、調剤薬局やドラッグストアなどの典型的な職場を紹介してもらうのが簡単です。

この二つは同時進行で使っても問題ないので、自分でも探しつつ、紹介された求人も確認していくというのも良い方法です。

準備を整えてから転職活動を開始しよう

薬剤師が転職を思い立ったときにはすぐに退職して求人に応募するのではなく、転職の目的を決めて在職中に応募をしていき、内定を手に入れるのが賢明です。

退職する手続きも入職のタイミングに合わせて進めておくとスムーズに新しい職場で働き始められます。探し方も工夫することができるので、準備が整ったら転職活動を始めましょう。